ラパン(スズキ)は乗りやすい?運転初心者目線でメリット・デメリットを紹介
- 2024.06.18
- カーライフ全般
ラパンは、日本の自動車メーカーSUZUKI(スズキ)の人気軽自動車です。
特に可愛いデザインから、女性からの人気が高い車種であり、車体感覚の掴みやすさや運転のしやすさも魅力です。
今回は、そんなラパンを初めての車として選ぶメリットやデメリットなどを初心者ドライバー目線で解説していきます。
ラパンってどんな車?
ラパンはとにかく可愛いデザインが特徴の車です。
色々な場所にウサギのマークが散りばめられており、見た目の可愛さから女性人気が高い車です。
かわいい車の印象が強いラパンは、また、外装や内装のカラーのバリエーションも豊富なので、好みに合わせて選べるのも人気の理由の1つです。
また、軽自動車なので、車体感覚も掴みやすく、小回りも効きやすいのも特徴でしょう。
ラパンのメリットは?
ラパンを初めての車として選ぶメリットは以下の通りです。
- 小回りが効いて運転しやすい
- ウサギをモチーフにした可愛い見た目
- 小さくても収納がたくさん
- 安全機能が搭載
それぞれどういうメリットなのか、詳しく解説します。
小回りが効いて運転しやすい
ラパンはコンパクトで小回りが効きます。
ラパンの最小回転半径は4.4mとなっており、他の軽自動車と比べて運転しやすいのが初心者ドライバーにとっては最大のメリットです。
また、小回りが効くだけでなく、ハンドル操作も軽いため、その点も初心者ドライバーにおすすめの理由の1つです。
ウサギをモチーフにした可愛い見た目
ラパンはフランス語で、日本語では「ウサギ」を意味します。
ラパンの外観はウサギをモチーフにしたデザインとなっており、可愛らしい見た目になっているのが特徴です。
ライトは輝くリングをイメージしており、丸い形。
そして、タイヤのホイールもお花型になっているなど、随所にウサギのような「小さくて丸くて可愛い形」のデザインが施されています。
小さくても収納がたくさん
ラパンは軽自動車の中でも、小さめのサイズ感の車になりますが、収納スペースがたくさんあります。
運転席側に備わっている500mlの紙パックが収納できるインパネドリンクホルダーや、センタークラスターの左側に備わっているショッピングフックや、助手席側にあるボックスティッシュが収まるインパネボックスなど、女性が使いやすいよう工夫されているのが魅力です。
荷室も、リアシートが前方に倒れる仕様になっているため、大きい荷物も詰めて、積み下ろしも簡単にできます。
安全機能が搭載
ラパンには次のような、初心者ドライバーの安全運転をサポートしてくれる安全機能が多く備わっています。
- 誤発進抑制機能
- 後退時ブレーキサポート
- 車線逸脱警報機能
- 標識認識機能
- 全方位モニター用カメラ
それぞれ、どのような機能なのか、具体的に見ていきましょう。
【初心者に嬉しい機能1】誤発進抑制機能
駐車場など前方に壁などの障害物がある状態でアクセルを踏んでしまった場合、普通であれば壁に激突してしまいます。
しかしこの誤発信抑制機能が搭載されたラパンであれば、間違えてアクセルを踏んでしまっても自動で5秒間エンジン出力を制御してくれるのです。
高齢ドライバーによるブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いの事故はよくニュースで見かけますが、初心者ドライバーの踏み間違いによる事故も実際に起きています。
わざわざニュースで取り上げられないだけで、年間で⒌000件以上、初心者ドライバーの踏み間違い事故が起きているのです。
【初心者に嬉しい機能2】後退時ブレーキサポート
初心者ドライバーの方は、後方との距離感がなかなか掴めず、誤って衝突してしまうこともあるでしょう。
後退時ブレーキサポートは、そんな後退時に障害物へぶつかりそうになった場合、自動でブレーキが作動し衝突を予防、また、ブザー音でドライバーに警告してくれる機能です。
リヤバンパーの内臓した4つの超音波センサーで、後方にある障害物との距離を計測しているのです。
【初心者に嬉しい機能3】車線逸脱警報機能
車線逸脱警報機能は、走行中に車線をはみ出しそうになった時にブザー音などでドライバーに教えてくれる機能です。
システムが車のふらつきを検知した瞬間に知らせてくれるので、居眠り運転などの心配もなくなります。
【初心者に嬉しい機能4】標識認識機能
走行中、カメラが標識を認識してメーター内で知らせてくれる機能です。
標識の内容によって表示タイミングも異なります。
たとえば、一時停止のように、事前に行動や判断が必要な標識の場合は、通過前に表示、最高速度などは標識通過後に表示されます。
【初心者に嬉しい機能5】全方位モニター用カメラ
車体の全方向にカメラが設置されており、車を真上から見たような映像を、車内のモニターに映してくれる機能です。
そのため、運転席からだと死角になってしまう場所でも、モニターで確認することができます。
ラパンのデメリットは?
ラパンは車体感覚などが掴みやすく、ハンドル操作も軽く、とにかく運転しやすいため初心者ドライバーにはおすすめの車です。
しかし、以下のようなデメリットもあるので、試乗などをして十分に他の車種とも比較検討した上で選びましょう。
- 見た目が可愛すぎる
- 室内が狭く感じる
- 車線免脱抑制機能がない
どういうことなのか、具体的に見ていきましょう。
見た目が可愛すぎる
ラパンは見た目が可愛すぎるが故に、男性が乗りにくい、といったデメリットがあります。
また、可愛すぎる見た目ということもあり、他の車に煽られやすい、というのもデメリットと言えるでしょう。
室内が狭く感じる
ラパンはSUZUKI(スズキ)の軽自動車、アルトと同程度のサイズ感となっており、軽自動車の中でも室内が狭くなっています。
そのため、少し体の大きい方が乗車すると狭く感じてしまうかもしれません。
広々とした車に乗車したい方は、別の車を候補として検討してみましょう。
車線逸脱抑制機能がない
車線逸脱抑制機能とは、車線をはみ出しそうになった場合に、ハンドルが自動的に逆方向に動き、車線逸脱を防止してくれる機能です。
ラパンには、この車線逸脱抑制機能がありません。
車線逸脱警報機能は、ありますがブザー音で知らせてくれるだけなので、車線逸脱抑制機能が欲しい方には、デメリットと言えるでしょう。
街乗りするなら小回りが効くラパンがおすすめ!
今回はラパンについて、初心者ドライバー目線でメリットやデメリットを解説してきました。
ラパンはウサギをモチーフにした可愛らしい見た目が特徴の車で、小回りも効きます。
また、車体がコンパクトで運転もしやすいため、初心者の女性ドライバーに特におすすめの車種と言えるでしょう。
しかし、少し車室が狭かったり、乗ってみなければ分からないことも多いため、まずは一度試乗して検討してみるのがおすすめです。
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