オートマ(AT)とマニュアル(MT)はどう違う?それぞれのメリット・デメリットを知ろう

オートマ(AT)とマニュアル(MT)はどう違う?それぞれのメリット・デメリットを知ろう

今やオートマ(AT)が主流になっている現代。

マニュアル(MT)車を見たことがないという方多いはずです。

また、まだ免許をとっていないという方の中には自動車教習所で免許を取る際にマニュアルかオートマ限定か迷う方も多いのではないでしょうか?

今回はどちらの免許をとるべきか迷っている方に向けてオートマ(AT)のとマニュアル(MT)の違いやそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

オートマ(AT)とマニュアル(MT)の違いは?

オートマ(AT)とマニュアル(MT)の最大の違いはギアチェンジを運転者自身が行うかどうかという点です。

オートマがアクセルを踏むことで自動的にギアチェンジされるのに対し、マニュアルは運転者自身でギアチェンジを行います。

シフトレバーやクラッチ、アクセルを駆使して運転するため、オートマよりも複雑な操作が必要となります。

そのため、オートマのみが運転できる「オートマ限定免許」のを取得するよりも技能教習を3時限多く受ける必要があります。

オートマ(AT)・マニュアル(MT)それぞれのメリット・デメリットとは?

オートマ(AT)とマニュアル(MT)のメリット・デメリットを以下の表にまとめました。

オートマ(AT) マニュアル(MT)
メリット
  • 運転操作が簡単
  • エンストすることがない
  • クリープ現象により駐車や渋滞の操作が楽にできる
  • マニュアル免許をとるとオートマも運転できる
  • エンジンブレーキが効きやすい
  • 故障のリスクが少ない
  • 踏み間違いによる急発進を防ぐことができる
デメリット
  • 踏み間違いによる急発進の危険性がある
  • 長い下り坂などでフェード現象やベーパーロック現象が起きやすい
  • 免許取得時の費用がオートマ限定より高い
  • 運転操作が複雑

オートマ(AT)は運転操作が簡単でエンストすることがない反面、踏み間違いによって急発進してしまう危険性があります。

一方でマニュアル(MT)は、故障のリスクが少ない点や、運転操作が複雑なので踏み間違いによる急発進を防ぐことができるメリットがありますが、運転操作が複雑なことにより免許取得時にオートマ限定よりも費用が高くなる点がデメリットとなっています。

オートマ(AT)のメリット・デメリット

オートマ(AT)のメリットの一つ目は運転操作が簡単にできるという点です。

ギアチェンジやクラッチ操作をする必要がないのでお年寄りや運転が苦手な方も簡単に操作することができます。

クラッチ操作が必要ないので発進時にエンストすることもなく安心して運転することが可能です。

また、ブレーキペダルを緩めるだけでゆっくりとした速度で動き出す「クリープ現象」があることで駐車や渋滞の際ははアクセルを踏むことなく、ブレーキペダルの操作だけで行うこともできるのでハンドル操作に集中できる点もメリットとなっています。

一方、オートマのデメリットは操作が少なくアクセルを踏めば発進・加速してしまうため、踏み間違いにより急発進する危険性があるという点です。

しかし、最近では、誤発進抑制機能や自動アシストブレーキが搭載された車種もあります。

少しでも不安がある方は誤発進抑制機能や自動アシストブレーキが搭載されている車種を選ぶようにするとよいでしょう。

また、オートマはエンジンブレーキが効きにくいため、ブレーキペダル使いすぎてブレーキが効きにくくなる「フェード現象」や「ベーパーロック現象」が起きやすくなります

マニュアル(MT)のメリット・デメリット

マニュアル(MT)のメリットの一つ目は、ニュアルの免許をとっておくとオートマ(AT)も運転できるという点です。

例えば、今は社用車などででマニュアルが配置されていることは少なくなりつつあります。

しかしそんな場合もオートマを運転できるので対応することができます。

マニュアルのメリットの二つ目は、アクセルを戻した時のレスポンスが早いため、エンジンブレーキが効きやすい点です。

マニュアルは車の構造がオートマに比べて複雑ではないため、故障のリスクも少くないのも特徴です。

近年はお年寄りだけではなく、若者のブレーキの踏み間違いがニュースに取り上げられています。

マニュアルの場合、発進時にクラッチ操作が必要なのでギアの選択を間違えた場合も気づきやすいため、踏み間違いによる急発進を防ぐことができます。

また、マニュアルに乗っている方の中には「運転していて楽しい」という感覚を持っている方が多くいます。

自分で操作している感覚」を持つことができるのもマニュアルの特徴です。

一方でマニュアルのデメリットは運転が複雑なので免許を取得する時に自動車教習所の費用がオートマ限定の場合よりも少し高くなることです。

マニュアルの免許を持っておけばオートマの免許も取得できるのでデメリットは少ないと言えます。

現在は新車販売の98%がオートマ(AT)!

現在は新車販売の98%がオートマ(AT)です。

しかし、マニュアル(MT)の販売台数も増えつつあるのが現状です。

理由としては「運転操作は複雑だけど操縦している感覚があって楽しい」という人からの需要が高まっていることが挙げられます。

ギアチェンジを積極的に楽しみたい人はマニュアル、簡単な操作で運転したい人はオートマなど、自分の運転技術やライフスタイルに合った車を選びましょう。

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