教習所ではあまり習わない「実際に役立つ」運転テクニック
- 2025.06.03
- カーライフ全般

運転免許を取って、いざ公道デビュー!
でも、「教習所ではあまり詳しく習わなかったけど、これってどうしたらいいの…?」と戸惑う場面、意外と多くないですか?
実際、私も免許を取った直後に「こんな細い道どうやってすれ違うの?」「駐車場での切り返しって何回まで許される?」といった“実践の壁”に何度もぶつかりました。
今回は教習所ではあまり触れられないけれど、日常の運転で確実に役立つテクニックを紹介します。
ちょっとしたコツで、運転がグッと楽になりますよ。
1. コンビニの駐車は「頭からよりバック」がラク
つい前から突っ込んで止めたくなるコンビニの駐車スペース。でも、あとからバックで出るときのほうがよっぽど神経を使います。
・バック駐車なら、出るときに前が見えやすい
・時間に余裕があれば、少し遠くても出やすい場所を選ぶ
私の知人は以前、前から入れてバックで出るときに植え込みにゴツンとやったことがあるので、それ以来バック派です。
2. カーブミラーは“自分の位置”で見え方が変わる
見通しの悪い交差点に設置されているカーブミラー、ちゃんと見えていますか?
自分の位置がミラーの正面に来ていないと、実はほとんど意味がありません。
・一旦止まって「体ごと」ミラーに合わせる
・サイドミラーや目視もセットで確認
教習所では「一時停止」としか習いませんが、その後の体の動かし方も超大事なんです。
3. 対向車とのすれ違いは“止まったほうが勝ち”
狭い道ですれ違うとき、お互いにジリジリ動いてしまいがち。でも、無理に突っ込むとどっちも進めなくなります。
・明らかに対向車のほうが先に入ってるなら、自分が止まる
・一歩引くと、相手も安心して動きやすくなる
僕は、「自分が止まることでトラブルを避けられるなら安いもんだ」と思ってます。
4. 後ろに車がついたら“譲る選択肢”を思い出す
初心者ほど「後ろの車が気になって焦る」もの。でも、無理してスピードを上げるのは危ないだけ。
・自分が慣れていない道では、無理に急がない
・コンビニや空きスペースで一度道を譲るのもOK
最初のうちは「譲ることは負け」みたいに感じてたけど、今では普通に「どうぞどうぞ〜」ってやってます。
5. 「右折信号待ち」は焦らず矢印を待つのが吉
信号で右折待ちをしているとき、直進車がなかなか途切れず焦る…そんなときは、無理せず矢印信号を待ちましょう。
・後ろが詰まっていても、安全が最優先
・信号のパターンを覚えておくと、心の余裕が生まれる
交差点での「強引な右折」は、本当に危険なので避けましょう。
6. カーナビの案内に頼りすぎない
ナビの「次の交差点、左です」に従って、危ないタイミングで車線変更してしまうケースもあります。
・ナビの案内は参考程度に
・できるだけ「事前に道を頭に入れておく」
ナビを使うのは便利ですが、いつでも自分の判断を優先するクセをつけておくと安心です。
7. 雨の日は「ワイパーの速さ」と「ブレーキの踏み方」に差が出る
雨の日にスリップやヒヤリ体験をする人は少なくありません。
・早めに減速し、ブレーキは“ゆるやかに”踏む
・ワイパーのスピードは見え方に合わせてこまめに調整
車間距離は晴れの日の1.5倍〜2倍が目安です。
8. 暗い道では「対向車への気づかい」も忘れずに
ハイビームを使うことは安全につながりますが、対向車や前の車がいるときはまぶしくなってしまいます。
・対向車が見えたら、早めにロービームに切り替える
・歩行者や自転車への配慮も忘れずに
暗い道こそ「やさしい運転」が求められます。
おわりに
教習所では「ルール」と「基礎」を中心にしっかり教えてくれますが、実際の道路では“臨機応変さ”や“余裕”が何より大切です。
僕も運転を始めたころは、ルール通りやっているのにうまくいかない場面ばかりで戸惑ってばかり。
でも、こうした“実践のコツ”を少しずつ覚えていくうちに、「運転って、思ったより楽しいかも」と感じられるようになりました。
安全第一はもちろんのこと、自分なりの「運転しやすいスタイル」を見つけていくのが一番の近道かもしれません。
\免許取得をご検討中の方へ/
-
前の記事
初心者がやりがちな危険運転TOP10と改善方法 2025.06.03
-
次の記事
記事がありません