雨の日の運転で絶対に気をつけるべき5つのポイント
- 2025.07.01
- カーライフ全般

雨の日の運転、なんとなく不安になりますよね。
視界が悪くなるし、道路は滑りやすくなるし、いつもより神経を使います。
でも実は、ちょっとしたポイントを押さえるだけで、雨の日の事故リスクは大きく下げられるんです。
この記事では、「雨の日の運転で絶対に気をつけるべき5つのポイント」をわかりやすくご紹介します。
初心者の方も、長年運転している方も、ぜひ一度チェックしてみてください。
1. 視界の確保は命綱!ワイパーとガラスのチェックを
ワイパーの劣化、放置していませんか?
雨が降ったとき、まず大切なのが視界の確保です。
ワイパーの拭きムラがあると、前が見えづらくなって非常に危険。
- ゴムが切れていないか
- 拭いた跡がスジになっていないか
- キュッキュと音がしないか
これらが気になるようなら、早めの交換をおすすめします。
梅雨入り前には必ずチェックしましょう。
ガラスの撥水加工も効果的
撥水コーティングを施しておくと、雨粒が弾かれて視界がクリアになります。
高速道路などでの走行時に特に効果を発揮するので、雨の日が多い地域では必須アイテムです。
2. タイヤの溝と空気圧はこまめに確認しよう
滑る原因の多くは「タイヤ」にあり
雨の日にスリップする理由の多くは、タイヤの状態不良です。
特に注意すべきなのが以下の2点。
- タイヤの溝(残り溝)
- 空気圧
溝が1.6mm未満になると、「スリップサイン」が出て車検も通りません。
水たまりでタイヤが浮いてしまう「ハイドロプレーニング現象」が起きるリスクも高まります。
空気圧が低いと接地面積が変化
空気圧が不足していると、タイヤのグリップ力が落ちます。
燃費悪化やタイヤの偏摩耗にもつながるので、ガソリンスタンドやカーショップで定期的にチェックしましょう。
3. ブレーキは「早め・優しく」が鉄則
急ブレーキは絶対NG
雨の日は制動距離が伸びるため、普段よりも余裕を持った運転が大切です。
前方車両との車間距離を広めにとっておきましょう。
ブレーキをかける際は…
- 早めに
- 徐々に
- 優しく
を意識してください。
エンジンブレーキの活用も◎
下り坂ではエンジンブレーキを活用するのも有効です。
AT車でも「L」や「2」などのギアポジションを使うことで、ブレーキへの負荷を減らすことができます。
4. 歩行者・自転車に最大限の配慮を
傘やレインコートで視界が狭い人も多い
雨の日は歩行者も視界が悪く、音も聞こえにくくなっています。
特に小さな子どもや高齢者は、車に気づくのが遅れがち。
- 横断歩道ではしっかり停止
- 路地から飛び出す自転車に注意
- 学校付近は特に減速
など、いつも以上に気を配ることが事故防止につながります。
水たまりをはねないように
道路の水たまりを走ると、歩行者に泥水をかけてしまうことがあります。
不快なだけでなく、道路交通法の「安全運転義務違反」になる可能性も。
水たまりの回避 or 徐行を心がけましょう。
5. ライトの点灯は「見せるため」と心得て
昼間でも点灯しよう
雨の日は、昼でも薄暗くなります。
そこで重要なのがライトの点灯。
「見るため」だけでなく「見せるため」に点けましょう。
自分の存在をアピール
対向車や歩行者に早めに気づいてもらう
特に白やグレーの車は雨の日に目立ちにくいので、早めの点灯が安全運転のポイントです。
ハイビームの使い方にも注意
雨の日は光が乱反射するため、ハイビームは控えるのが基本。
状況に応じてロービームで十分な視界を確保しましょう。
「雨の日は特別な日」と思って運転を
晴れの日と同じ感覚で運転してしまうと、思わぬトラブルにつながります。
でも、今回ご紹介した5つのポイントを意識すれば、リスクをグッと下げられます。
最後におさらい
- ワイパー・ガラスで視界をクリアに!
- タイヤの溝と空気圧を忘れずに
- ブレーキは早めに優しく
- 歩行者と自転車には最大限の配慮を
- 昼間でもライト点灯を忘れずに
ちょっとした意識の違いが、大きな安心につながるのが雨の日の運転です。
安全第一で、今日も運転しましょう!
\免許取得をご検討中の方へ/
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