通学免許の体験談|社会人や学生におすすめのスケジュール管理術

通学免許の体験談|社会人や学生におすすめのスケジュール管理術

自動車免許の取得方法は、大きく通学免許と合宿免許に分けることができます。

短期間で運転免許の取得だけに集中できる合宿免許と違って、通学免許は普段通りの生活をしながら免許取得に取り組まなければならないため、スケジュール管理が重要になります。

そこでこの記事では、通学で免許取得中の社会人や学生の方におすすめのスケジュール管理術について、体験談を交えながらご紹介します。

社会人や学生のスケジュール管理は「土日教習」と「夜間教習」がカギとなる

通学免許は、仕事や学業を続けながら教習所に通っている人が多いため、いかにスケジュール管理をうまくやるのかが重要です。

土日や夜間だけで免許を取得することは可能?

結論から言えば土日や夜間だけでも運転免許の取得は可能です。

しかし、次の3つの制約があるため注意が必要です。

  • 普通車の運転免許を取得するためには、法律で定められたAT車57時限、MT車60時限の教習を受講する必要がある
  • 普通車の運転免許を取得するための教習期限は9ヶ月間と定められているため、最初の教習を受講してから9ヶ月以内に免許を取得しなければならない
  • 技能検定合格後3ヶ月以内に仮免許試験に合格する必要がある

社会人や学生の中には平日や日中には時間が取りづらい方も多くいます。

土日や夜間をうまく活用して免許を取得しましょう。

土日や夜間だけで免許を取得する場合の期間は?

通学で運転免許を取得するまでの期間は平均2~3ヶ月程度と言われているため、これよりは長くかかる傾向にありますが、一般的に6ヶ月程度で運転免許の取得が可能です。

仮に、毎週土日だけ教習を受けた場合、MT車で最短8週、AT車で最短7週の期間がかかります。

つまり、土日だけでも最短であれば約2ヶ月で免許を取得することが可能だということが分かります。

ただし、教習所の混み具合(繁忙期なのか閑散期なのかなど)や、教習所による違い(予約の取りやすさなど)がありますので、事前に教習所に問い合わせて確認しておいた方が良いでしょう。

【体験談あり】通学免許で社会人や学生におすすめのスケジュール管理術

通学免許で教習所に通っている社会人や学生におすすめしたいスケジュール管理術について、体験談を交えながら見ていきましょう。

スケジュールにゆとりを持つ

9ヶ月以内に免許を取得しなければならないという教習期限がありますが、計算上では土日だけ通学する場合は最短で約2ヶ月で免許を取得することが可能です。

そのため、「教習所に通いにくい」「予約が取りにくい」という特殊な事情がない限り、教習期限内に免許を取得することはできます。

長期間教習所に通学することになるため、仕事や学業の予定が変わることもあるはず。

急なスケジュール変更があってもいいように、スケジュールにゆとりを持つことが大切です。

仕事の関係で急な予定変更が多いので、余裕を持ってスケジュールを組むように心がけました。例えば学科だったら、予定変更で受けられなかった場合を想定して3時限ごとに1週間のバッファを設けます。予定しておいた時間に教習が受けられなかった時はバッファとして設けた1週間で取るようにしていました。予定をタイトに組みすぎないのがコツです。

卒業する時期を決める

教習所に通って免許取得をする場合は、自分なりに卒業する時期を決めておく必要があります。

もちろん、入校時期や教習所によって混み具合が違うため、実現可能な卒業時期を決めなければなりません。

入校時に卒業までの予約が取れる教習所もあるため、入校前に十分な情報収集をして、自分に合ったところを選ぶようにしましょう。

私が通った教習所は入校時に卒業までの予約を一括で取れるようになっていたので、卒業時期が明確になり、逆算してスケジュールを組むことができました。モチベオーションを維持したまま卒業できたのも良かったと思います。

学科教習や効果測定は早め早めに受ける

学科教習や効果測定を早め早めに受けておくこともスケジュール管理の大きなポイントです。

学科教習は、オンラインで自分の好きなときに好きなところで受講できるようになっているところも増えてきているため、上手に利用しましょう。

また、修了検定や仮免学科試験、卒業検定の前には効果測定を受けて合格しなければ次のステップに進むことができなくなります。

伸ばし伸ばしにせず、タイミングよく効果測定を受けるようにしましょう。

仕事があるのでほとんど土日だけでしたが極力時間を作って教習を受けました。また学科教習はオンラインで受講できるようになっていたので、平日に仕事が終わってから受講して早めに終わらせました。学科が終わるとあとは技能教習だけということで気持ち的にも余裕ができてよかったと思います。

繁忙期を避けて入校する

一般的に、学生の卒業シーズンに当たる2~3月や長期休暇の8月~9月は繁忙期なので、教習予約が取りにくくなり通学期間が長くなりがちです。

繁忙期以外の4~7月や10~12月の閑散期に入校すれば、通学免許であっても短い期間に集中して教習を受けることができます。

大学卒業前に免許を取りたかったのですが、先輩から卒業シーズンは混んでいるという話を聞いたので年明け前の10~12月に通学して免許を取りました。土日と夜の教習しか受けることができなかったのですが、ほぼ希望通りに予約が取れました。

社会人・学生向けのプランを利用する

教習所によっては、平日や日中の通学が難しい社会人や学生向けのプランを設けているところがあります。

このようなコースでは、入校時などに事前に教習予約を入れておき、それに従って教習を受けることでスムーズに免許取得ができるようになっています。

予約通りに教習を受けていくことが重要になるため、極力教習予約を優先できるように自分のスケジュールを調整できるようにしておきましょう。

私は社会人プランのハイスピードコースで免許を取りました。入校時に自分が通学可能な時間を指定しておくと優先的に予約を入れてもらえるようになっていたので短期間で免許を取ることができました。仕事をしながら免許を取る人には社会人プランがおすすめです。

土日・夜間を活用したスケジュール管理で着実に免許取得を目指そう!

合宿免許と違って通学免許は、自分でスケジュール管理をしなければなりません。

特に社会人や学生では、土日や夜間しか教習所に通えないという方も多くいますが、自分のペースで無理のないスケジュールを組みましょう。

仕事や学業との両立は大変ですが、卒業までのスケジュールを自分で立てて自己管理することで、やる気を維持しながら免許取得に取り組むことができます。

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